旅行に先立って思い悩んだのがポケットWiFiです。
海外では情報量が旅行の質を高めるのは間違いないわけで、ついたらすぐにデータSIMを買わなくてはいかん。しかし、手持ちのEmobile S41HWなのですが、最近すこぶる調子が悪いのです。すぐに通信が切断してしまうし、切断したならなんとか言えばいいのに、見た目は良好だからタチが悪い。
そろそろ買い替えなんでしょうね。
Aterm MR03LN を購入した
そこで、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入したのがこれ。
NECアクセステクニカ Aterm MR03LN 6B ( LTE モバイルルータ / microSIM )
これはいろいろ素晴らしい。
発売当初はDoCoMo SIM限定だったようですが、8月のアップデートでSIMフリーになりました。
そして、PINコードにも対応している。海外のプリペイドSIMカードは大抵PINコードロックがかかっていて、起動時にPINを入れないと先に進まないようになっています。この入力に対応していないとどうしようもない。でも、大丈夫でした。
手元にスペインVodafonのSIMがあったんで試したのですが、ちゃんとPINコード入力画面が表示され、正しい番号を入れたらばっちり。
APNの設定などは自動でやってくれないので、iPadなどのクライアント端末からやらんといけませんけど。これなんかは携帯ショップでやればよろしい。
バッテリーの保ちも、体感で12時間くらいいけますし、安心して旅行に行けます。
で、SIMパンチが必要だったのだ
私はOCNのモバイルOneサービスを使っています。
でも、S41HWは標準SIM。
残念なことに、Aterm MR03LNは、マイクロSIMです。もちろんSIMカードを買い直してもいいのですが、それだと新規加入とか追加購入とかの手続きが必要になるし、今のSIMの解約だって必要です。とても面倒なので、パンチしちゃうことにしました。
i-Ever SIMパンチ(micro/nano 対応SIMカッター)
この手の商品は、Amazonのレビューを見るとすこぶる評判が悪い。上手にパンチできたというレビューは少ないのです。
でも、「SIMが壊れたぜ、この野郎!」というレビューはないですからね。そう考えたら、安心じゃないですか。
というわけで、購入。
あっけなく終わるけど、バリは出る
箱は潰れてました。まぁ、いいんじゃない?
見た感じ、埃がついてます。油が差してあるからか、そこに汚れがね。
SIMカードを切り取った後、元のサイズに戻すためのアダプタがついてます。
まぁ、ここに包装すればなくならないですよね。
標準SIMを左側に入れるとマイクロSIMに。
マイクロSIMを右側に入れるとナノSIMになります。
残念ながら、バリが出ましたね。ナノSIMの右下のところは明らかに余ってます。
しかし、金属部が壊れなくてよかった。なかなかタイトです。
バリはカッターナイフで丁寧に削り取りましょう。
正直、Atermにも、納まり良く入ったか、と言われると、なんだか微妙な気がします。なんというか、形が合ってない気がする。
でも、問題なく動いていますし、すでに、一月になろうとしてますから。大丈夫宣言でよいのでは?
お勧めしません
今回は、結構時間に余裕がなくてこんなことをしてしまいましたが、普通にマイクロSIMを買えばいいのです。
パンチ代金が1,000円として、SIM代が1480円としたら、いかほどの差があるというのでしょう。安全代として、普通にSIM買ったほうがよいと思います。なにより、SIMを割ったら契約上は借りているものですからね。問題になることはないにしても。