今日は、Push to Talkという、きっと若い人にはわからないだろう（笑）お話です。 トランシーバは送信と受信、どちらか一つしかできないため、喋るときには、PTTスイッチというのを押さないといけないのですね。で、交信者が両方で喋ると、互いに相手の声を聴けない（つまり、送信と受信は同時にできないので）ため、順番に喋らないといけません。そこで「・・・・・どうぞ（英語ではOver）」と、通話終了を宣言する作業が必要です。 で、PPTはトランシーバだけではなく、携帯電話にもあったのです。 あ、まだあるんだね。DoCoMo。今年の９月でサービスを終了するようですが。 Wikipediaをそのまま引用します。

対応端末には、側面にプッシュトークボタンがある。プッシュトークを利用したい場合にはプッシュトークボタンを押し、「プッシュトーク電話帳」を表示させ、話したい相手を指定(通常は最大5人まで。プッシュトークプラスを契約した場合は最大20人。)して呼び出す。会話に参加できる人はプッシュトークボタンを押して応答し、話し始める。 1回ボタンを押して話せる時間は最大30秒で、話している間はボタンを押し続ける必要がある。話している途中に間違って指を離してしまうことも考えられる。また、発言権を得るためには相手の発言が終わってからプッシュトークボタンを押す必要があり(発言権の予約ができない)、ボタンを押し損ねて話せないこともある。 会話にはパケット通信を利用しており、2秒ほどの遅延が発生することもある。30秒間誰も発言権を得ないと、そのプッシュトークは切断される。 （中略）

対応端末であれば申し込みせずに利用できる。1プッシュ (＝1回の発言権) ごとに5.25円。30秒話しても話さなくても料金は同じ。会話を聞くだけの場合は無料。

カケ・ホーダイ (税込みで月額1,050円) を契約するとプッシュトークが定額料金で利用できる。なお、サービス開始から2005年12月31日までは全料金が無料であった。

同時に複数の人との交信ができるのに、お値段がとても安いというのがメリットなんでしょうか。 話が長くなりました。 これを、iPhoneやぽたちで実現しようというサービスです。

これは同時にこのサービスへログインしていれば、PPTができますよというものですね。 いろいろやってみたのですが、まぁ、一人では試せない（当たり前だ）上に、誰もいないんだもの。

最初にサインインすると、いろいろ使い方を教えてくれますが、サインアップするのも面倒臭いので、ゲストでログインしてみました。

青いボタンは「パブリックモード」で、おそらくは「だだ漏れ」状態を表します。 5.0と書いてあるのはチャンネル番号。

既に運営者側でいくつかのチャンネルに名前がついていて、「音楽」とか「スポーツ」とか特定の話題で話をするように仕向けられています。 もちろん、PTTですので、喋るにはボタンを押さないといけません。 その間、「You have the floor」と表示され・・・あ！！いま、だれか喋った！！！ “Hello”って言ってる！！ こりゃおもしろそう（笑） ぽたちの場合は、もちろん、マイク付きヘッドホンでないといけませんよ。 一度に数人とわいわい（は、むりだな）話をしてみたい人は、お試しください。

補足ですがチャンネル番号をダブルタップすることで、登録されているチャンネル一覧が出ます。