iPhone 4Sは本当に「残念」かな

今週は大ニュースが3つもありました。

iPhone 4Sの発表とiPod touchがホワイトをラインナップに加えたこと、そして、Jobsの死。

 

私は「Jobsに心酔していた」かどうかには自信がありません。だって、彼のいないAppleの時代にもAppleを愛していたし、JobsのNeXT Stepを欲しいとは思わなかったし、Newtonデバイスを葬り去ったのも彼だし。

 

ですが、彼の徹底した、まさしくFoolishなまでの理想の追求。追究というべきかもしれませんが、それが私たちの享受する今のコンピュータ環境を形作ったことは、誰にも否定できないでしょう。

彼の死で、これからの世界は変わります。Jobsの生み出す製品は、Jobsが生み出したが故に、初代製品がパーフェクトでなくても支持され、徐々にパーフェクトへ近づく事が許されていた、と思うんですね。反面、競合製品は、パーフェクトでなかったら、それこそ売れない。その構図が崩れれば、今まで涙をのんでいた競合の「チャンスの余地」が広がる。

 

Jobsによる「信用の寡占」が崩れた市場に、何が訪れるか。

私はこれから、そんな視点でデジタルデバイスの動向を観察していきたいと思います。

 

 

安らかに。

 

 

 

さて、今週のニュースは、iPhone 4Sの発表です。

みんな!

ちょっと、言っとくけど、名前が「5」じゃないってだけで、「がっかり」とか言ってない?

マイナーチェンジだとか、思ってない?

 

 

iPhone4Sは、ハードウェアこそマイナーチェンジかもしれませんが、今回の新価はそこにはない、と思うんです。

iCloudをはじめとする新しい提案に対応するiOS5にこそ意味がある。そもそも、iPhoneの本当の価値はハードウェアの美しさももちろん大事ではありますが、徹底的にシンプルに削ぎ落された美しいソフトウェアにあるわけですから。

 

私はね。「iPod touchでどこまでいけるか」を追究するのが楽しいので、買いませんけれど。

実は、そろそろiPod touchもやばいかなぁ、とかは思ってます。

今回、マイナーチェンジすらしてもらえなかったじゃないですか。iPod touch。

結構役割を終えてるのかも、とかね。思ってるんです。

高い回線料を嫌って、あるいはスマホが嫌だという人のために、電話機能のないiPhone(ただし機能は大幅劣化)としてiPod touchを出したわけですが、最終ゴールは「これは、iPhoneのほうがいい」という(笑)目論みのはず。

そうです。確かにその通りなんです。iPhoneのほうがいいに決まってる。

 

で、iPhoneが十分売れるようになれば、iPod touchにしがみついている人の方が邪魔なのかもしれん、と。

正直に言えば、

iPod touchが製品ラインナップから消えたら、私はあきらめてiPhone買うもんな・・・・・

 

 

と、いうわけで、iPod touchもってない人は、素直にiPhoneを買いましょう。テザリングできるiPhoneがあれば私だってそうする。

 

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