今日のAppは、Bumpでファイル転送をするのと同じジャンルのもの。
Bumpはご存知でしょうか。
これは、Appを起動した状態で、2台のマシンに「コッツン」という衝撃を加えると、「同時にコッツン」=「同じ場所にいる」というキーをもとに、指定したデータの送受信を行うというもの。
ジリリも、基本的にはこれと全く同じです。
違いは、「コッツン」のかわりに、送信側が発する「ジリリ」という音を受信側が聞くことで発動することにあります。
起動すると「ジリリを聴かせてください」という画面になっています。これは受信体制がデフォルトということですね。
では送信側の準備をしましょう。
「画像を送る」を選択したら、画像をえらび、ジリリで送信するを、押すだけ。
このとき、騒がしい場所では端末同士を接近させないと聞こえません。静かな場所でもだめだったな。そういえば。スピーカーにかなり接近させてください。
相手を選択するという項目は、大事なファイルを意図しない人に送るのを避けるために用います。この機能はちゃんと試していないので、どのように機能するのかわかりませんが・・・・・
受信側は、「ジリリ」音を聴くと、直ちにデータの受信を始めます。
このとき、データは「ジリリ」の音に乗っかっている訳ではなく、「ジリリ」の音をトリガーとして、データ送受信を始めるのにすぎません。結局は、Wi-Fiや3Gを使ってデータは送られますから、ネットワークに乗っていないiPod touchでは使えない。むむむ。
Bumpと何が違うのか、というと、一斉送信できるかどうか、ということでしょう。
ジリリの場合、音を聞いたすべての端末が一斉にダウンロードを始めます。Bumpが想定しているのがあくまでも1:1であるのと仕組みが違う訳ですね。