WiMAX + ぽたち という組み合わせは、無線LANがない場所でも機能を制限されてしまうことがない、という意味で、かなりパワフルなものであると言えます。
で。いくら機能制限がないとは言っても、最初からないものはどうしようもない。
あいぽんにあって、ぽたちにないもの、の、一つがGPS。
今日は、ぽたちはGPSなしで、どこまでがんばれるでしょうか。というテストです。
ぽたちの位置情報サービスは、飛び交うWi-Fiの電波から、無線機器のMACアドレスを拾ってきて、データベースを参照し、自分の大体の位置を把握するという仕組みを使っています。
従って、Wi-Fiナッシングな、田んぼの中や、Wi-Fiはあっても、どこでもWi-Fiとか、WiMAXの無線機器ではダメ。データベースに載っている固定のWi-Fi機器を拾う必要があるわけですね。
都心の繁華街ではそりゃうまくいくのは目に見えてますので、ちょっと厳しい環境でトライしてみましょう。
大学というのは、大きな庭を持つ関係で、Wi-Fiが飛んでいないゾーンが広いです。さらに、ここは道幅が広く、向い側からの電波もあまり期待できません。
それでは、やってみましょう。
Mapを開くと、いきなり正確に位置を把握してきました。
大学の真ん前ですから、建物の中の無線を拾うことができたようです。それでは、南西に向かって歩いてみます。
この道は、小さなお店が多く、なんとなく無線LANが飛んでいないような雰囲気が漂っております。
その関係で、なかなか位置が変わらない。
次に位置情報が変更されたのは、交差点まで移動してからでした。
それでは、ここから北西に曲がってみます。
次に変更されるのは、ホテルの前。
結論から言えば、あいぽんのような、正確きわまる位置情報取得は困難だという、当たり前の結果に。
でも、これだけ使えたら、十分でしょう。数メートル単位の位置情報がないと地図が読めないわけでなし、私の中では、これは、十分に実用の範囲ですね。