昨夏から、ちょっとした研究用途のデータを格納するデータベースが欲しくて、いろいろと探し回っていました。う〜ん。どれもしっくり来なくて。

「やっぱり、FileMakerかなぁ、少々高いけど。あるいは、Mac標準のSQLiteにアクセスする何かを直接書く？　そんな暇はないよぉ」などと愚痴っておりましたら、FileMakerのBentoが、２になってました。で、買ったら、これが結構いいのです。

　
　お値段はわずか5,040円、税込み。

　このデータベース、あくまでもパーソナルユースを前提としてるので、あんまり期待しない方がいいです。アドレス帳やiCalとリンクしていろいろできるんですが、これとて、常に表示されてしまうアイテムとして扱われます。まぁ、いろんなデータベースを一つのウィンドウで、弁当みたいにごっちゃにするという感じ。まさに弁当なんですね。

　で、何がいいか。まぁ、２からはスプレッドシート連動などのステキな機能が追加されましたが、もうこの際それもどうでもいい。
　これね、アドレス帳の編集がとても気持ちよくできるんです。

　表形式表示でも編集できるから、例えば、「姓の読み」を片端から入力していけます。

　詳細表示で、見やすく表示。
　もちろん、表形式も詳細表示もレイアウトは自由に変更できますよ。

　Mac標準のアドレスブックって 、非常に編集がしづらいでしょ。面倒なんです。
　それを、Bentoならさくさく。
　Mac標準のアドレスブックって、素のままではCSVに落とせないでしょ。
　それも、Bentoならできる。

　このためだけにでも、買うべきよ。あ、これいいや〜ってね。思いました。

　しまったなぁ。ファミリーパックにするべきだった・・・。

　もちろん、これで編集した結果は、MobileMeなどを経由して、iPhone / iPod Touchにも引き継がれますからね。もう、必須アイテムなんですよ！

　ただ、問題があるとすれば、これ、Leopard限定なんですよね。