いずこの企業も「情報共有」というのが大事な模様。
情報ってのは、生き物でありますので、鮮度も大事だし伝え方を間違えると死んじゃうし。変なところに入れると逃げていってしまいますからね。扱いにくいものであります。しかも、たくさんウジャウジャしているもので、必要な情報だけを選び出すというのがまた大変。
情報の共有手法というのはそれこそいろんな方法があるわけですが、Twitterなどは、「情報共有しなきゃ」という義務的縛りから解放されつつ、自分の存在感を主張しつつ、情報の取捨選択は読み手に任せるという、緩い手法が当たったということでしょうか。
よくわかりませんが。
こうTwitterが流行りになりますと、会社でも役員などから「我が社ではやらんのか。なにやらグリコのドロリッチもTwitterで大当たりしたと聞いているぞ」などと言われる情報システム担当の方がいたりするかもしれませんね。
近頃はTwitterが流行りと聞いておるぞ。我らも何かするとよいのではないか。
殿、さすがはお目が高い。さりとて、うかつにつぶやけば、ご政道のすべてがだだ漏れ。藩外不出の作物の秘密もだだ漏れ、ご公儀の目にとまり、万一お咎めでもあれば、まさに一大事。
なに!それはいかぬな。で、どうすればよいのじゃ。
世にはヤマーなるものがござりまする。これをもってすれば、藩士限定だだ漏れが可能でありまする。
すみません、最近、時代劇専門チャンネルで「旗本退屈男」をよく見ているので、その影響が出ているようです。
Yammer : The Enterprise Social Network
サインナップは簡単。メールアドレスを入れて確認するだけ。
身元確認やグルーピングは、メールアドレスのドメイン名だけで行われるわけです。同一の企業ネットワーク(メールアドレス群)にいる人々の間で、フォローができるようになるんですな。
サービスは無償ですが、管理者を立てていろいろ統制をしようとする場合には一人あたり月額で3ドルかかります。人数が多いとそれなりに負担が大きいので、悩みどころではありますね。
※注意
Yammerでアカウント登録をすると、「同僚リスト」を作ることになりますが、そこに書いた人々全員に招待メールが行ってしまいます!!ビックリするので、気をつけましょう!!
iPhone Appも、起動すると、えらいことをしようとします。これは危険。
基本的にみんなで一斉に始めないと意味のないサービスですが、仲良し数人で初めるのもよいでしょう。
でも、基本、社内だだ漏れなので、将来的に会社のオフィシャルになった場合、過去のつぶやきがヤバいことにならないよう、発言内容はほどほどに。