世のワイン好きのみなさん。
日本は有数のワイン輸入国でありますが、なにしろ船便で運ばれてくる関係で、ずいぶんと保存状態のよろしくないワインが多いとはよく聞くところでございますね。
また、海外で買うワインの方が安いのではありますまいか、と。
そんなことを考えることはありませんでしょうか。
そんな、あなたに、店頭でワインを買う前に「世界の相場」を知るという、ある意味、自虐的でしかないAppをご紹介であります。だって、だからどうしろと。
このAppは、同名のWEBサービスをAppにしたものです。
Vinfolio – Buy Fine Wine Online
このサービスを使うにはログインしないといけませんので、先にユーザ登録をしておく必要があります。
使い方は簡単です。
ワイン名称と年数をいれる。それだけです。
つまり、
裏を返せば、
ブリュワリーイヤーがないようなワインは検索できませんよ、ということです。なんだとー。貧乏人は来るな、と。そういうことでしょうか。
それでは、イタリア料理店で出会った、例のワインを・・・・
無残。結果は、「該当なし」。ますます悲しくなります。
ええええい。
今まで飲んだ中で、一番高かった、あれを!!!
ルイ・ラトゥール コルトン・シャルルマーニュ 2005年
これは、むっちゃ美味しかった。
とろけるような気分を味わえました。
あれ・・・・。ない。
うーん。まぁ、似たようなのでお茶を濁すか。
ほら!日本人は騙されている! 1,615円だぜ!
楽天で同じのを見つけちゃったよ!
なんと!149,000円だよ。 むっちゃ騙されてるじゃん!どれだけ騙されてんねん!
・・・・・・・・
んなわけ、ありません。これは、¥じゃないんです。$なんです。
で
「アメリカのリテール(販売店)価格平均」で、1,615ドル。つまり、16万円ほどです。オークションなら7万円くらいということですね。むしろ日本のほうが安い?
こちらの例は、日本のほうが高いかもですね。
まぁ、安いワインがみじんも出てこないので、腹が立ちますが、使いようによっては楽しめるかもしれません。
例えば、高級フランス料理店でワインリストを見ながら・・・・とか。
・・・・・・追い出されますよ!
なお、同一銘柄のワインについて、データの存在するビンテージを呼び出すことができます。
これで、「垂直テイスティング」ができますね!
いや。そんなお金ないし・・・。