海外出張で大活躍だったFringですが、先の記事でも記載の通り、iPod touchではイマイチ課題が残るわけですよ。なんか悔しいじゃないですか。
で、他になんかないかなぁと、レビューを見ていたら「Fringよりも遅延が少ない」などと言う記載があるのに気づいて、早速試してみました。
Nimbuzzは基本的に、Fringと同じコンセプトのAppです。
Fringとの違いは・・・
- 適用されるサービスが異なる
- 一般の電話への通話ができない
- WEB版もある
- Windows版もある
と、いう感じです。ただし、WEB版(おそらくはWindows版も)ではSkypeはサポートされません。そりゃそうだ。PC使ってるのなら本家を使った方がよいのですから。あくまでも携帯端末用のサポートって事ですね。
特筆すべきは、適用サービスの多さで、iPod touch用のadd-onよりも接続できるものが多いということです。
MySpace、Facebook、studiVZ(これなに?ドイツ版のSNSらしいですね)、schuelerVZ、Jabber、Gazu-Gazu、Hyvesが入っているのですが、一方で、TwitterはFringにしか入っていません。
Nimbuzzのビジネスモデルは、SkypeやFringと違って、固定/携帯電話との通話料によるものではなさそうです。なによりも、Fringにあったダイヤル画面がないのですし、Skype-out通話すら許されません。基本的には登録ユーザ間の通信に限られるのですね。
してみると、何を収益源にしてるのでしょうかね。いろいろとプロフィールを見てみましたが、多くの企業が投資に食指を動かしているにも関わらず、収益源がなんなのかは書かれていません(見落としたかな?)。おそらくは、彼らのビジネスプランには記載されているんだろうなぁ。
操作は非常に直感的で分かりやすいですよ。オレンジ色も目に心地よいし。
自分のスクリーンネームは、自分で設定します。
なお、コンタクトリストには、IDがそのまま表示されてしまいます。これでは誰が誰だかわからない!ということになるわけですが、そのコンタクトを選択し、「Edit」ボタンを押すと名前を設定できるようになりますよ。
で。
結論なんですが。
確かに、音声のディレイはFringよりも少ないですし、音声もよいといわれたらよいような気もします。でもねぇ、やっぱりSkype-outが使えないのは致命的ですよ。
ざんねん。。。。
アップデートに期待です。でも出資者に通信キャリアが含まれているようですから、期待薄かな。