なんと、iPhone / iPod TouchにSim Cityが現れました!
いろいろな方のレビューを拝見していますが、とても好評のようですね。
私は、ゲームはやらない主義なので(楽しいし嫌いじゃないですが、ハマるタイプだから敬して遠ざけております。)、買いません。
しかし、懐かしい気持ちで見ております。
一部のレビューで 、スーパーファミコン以来、などと書かれているようですが、元はMacintosh用のゲームとしてスタートしたもの。
1980年代のことですからもちろん、白黒です。Macintoshのゲームですから、当時はもちろん日本語などありません。全部英語です。まぁ、ゲームなので英語なんぞ読めなくてもできますけどね。
あの小さな画面で、次々と街ができていく。それもまた芸の細かい絵で。
その感動に打ち震えたものです。
大学にも行かずに、ずっとSimCityしてました。だって、ソフトを輸入して買わないといけなかったので、おっそろしく高かったんだもん!1ドル240円換算とかだったはず。2万円くらい出したかな。手に入れたら、もう、うれしくて。大学なんか行ってられませんよ。
あの頃のMacは変なソフトがあふれていました。
Racterって知ってますか?知らないでしょうねぇ。AIゲームなのですが、絵が一切出てこない。テキストだけ。 AIといっても、あなた、人工知能( Artificial intelligence ) ではありません。人工狂気( Artificial Insanity )なんです。これも買いましたねぇ(笑)。 参考
こいつは、英語で話しかけてくれるんですが、最初に名前を聞いてくれて、次回起動時には名を呼んでくれます。
Hello, I’m Racter. Are you Fumio ?
とか。(文男は私の先輩の名前ですが(笑))。もちろん、「フミオ」とは発音してくれません。「フマイオ」と呼びやがる。なので、「Fumeo」とかにしておくしかありません。
そのほかにも、小さな家の中でこびとを飼うゲーム(放っておくと餓死しそうになって「ご主人様、食べ物をください」と手紙をくれるそうな)とか、犬を調教するゲームとか、よく考えたら今でも似たようなものがあるよね〜という、ステキなソフトも続々出ていたのがあの時代です。
今、iPhoneというデバイスを手にして、私たちは、新しい歴史が始まるスタート地点に立っているんだろうと思います。Macが生まれた時代のあのムードに似ている。あの、しょーもないものが笑顔で許された時代!
写真が見つけられなかったんだけど、どうしても欲しかったマウスがあったんです。あの時代。
受信機はMacの上。発信器をヘッドホンのように頭にかけて、首を左右に振ると画面上でマウスポインタが動き、頷くとクリックになるという!!! キーボードから手を離さずにマウス操作ができる最高のデバイス!!!のはずだったんだけどなぁ。あれ、どこにいったんだろう!!