Pocket Wifiで不自由がなかったら(実際は不自由というか不具合があったのは既報の通り)、iPadのパケット定額も解約しよう、次のiPadはWiFiだな、と思っていましたが、唯一不安だったのがGPS。
そうなんですねぇ。位置情報がこわい。
Appleの位置情報サービスに限ったことではないですが、GPS不搭載のマシンは、自分の周辺にいるWiFiのMACアドレスをもとに位置情報を割り出すということをやります。都市部など、MACアドレス情報の蓄積があるケースではいいですが、田舎だとそうはいかん。
そして、私の住まいも、見事なまでの田舎です。
ほとんどの場所で位置情報が取れないのではないだろうか、と・・・。
そもそもiOS3の時代、Appleが採用していたSkyhook社のサービスは、WiFi情報収集車による(Google Street viewと同じような)街のクローリングでデータベースを構築しているものです。ど田舎の細道ではそのカバーを受けることは絶望的でしょう。
まずは、調べてみましょう。
Pocket WiFi S IIによるテザリングを利用したネットワーク下にあるiPod touchを使い、位置情報を確認してみます。
家の近くの県道付近。周囲は空き地が延々と広がる場所ですが、町工場もいくつかあるので、位置を完全に特定されてしまっても違和感はない。かな。まぁ、こんなところにローリング車が来るとは思えないけど。
桃畑の中で位置情報を確認してみましょう。
結構、正確に位置を押さえています。こ、これはどうやって・・・・ここ、乗用車の通行は難しい場所なんだけれど。とはいえ、周囲にいくつか民家もある。
ええぃ、もうちょっと頑張ってみよう。
たんぼの中!
これは位置を間違えた様子。
しかし、考えてみれば、間違って示した位置というのは、集落のそば。ひょっとして微弱なWiFi電波を検出して、集落付近を示したのでは・・・?
うーん。
こんなところに、データ収集車が来るわけがない。桃畑の間だよ。
ということは・・・・
憶測だけれど。
iPhoneユーザが付近を通過する際、そのGPS情報と、WiFiのMACアドレス情報を拾い、Appleのデータベースに報告している、ということはない?
それなら、辻褄が合うのよ。
最近、引越したんだけれど、ここ、新築だし、隣も新築。周囲を飛んでいる無線の電波は間違いなく新顔。
で、引越の翌日に、iPod touchで位置情報を取ったときには、私のAirMacのせいだとおもうんだけれど、旧住所を示していたのね。まぁ、そりゃそうだわな、と。私のAirMacは、Skyhookに登録もしたし。当然、そうなる。
でもね、1週間後にもう一度取得して顔が青ざめた。
寸分違わず、我が家の真上に青い球が。
どういうこと。
まさか。
我が家のiPhoneが、Appleに位置情報と周囲のWiFiの情報を伝え、それが1週間続いたことで、確定的情報として登録されたのか・・・・?いや、私のiPadも荷担しているかも。
まぁ、調査の結果、わかった。
もはや、GPSはいらない。
ぽたちでも、結構正確な位置が拾える。ど田舎でも。
皆さんも、ちょっとやってみてくださいよぅ!
コメント
Kotukotu1212
GPSやっぱり欲しいなぁ\(//∇//)\(^_^;)
管理人:人柱太郎
うーん。GPSは便利ですからねぇ。
使えずに困るシーンに出会ったら、真剣に悩むかも。
9jones9
うち、住宅街だけどほとんど位置情報拾わないです(T_T)
たまに位置情報拾ってくれても違う場所。。
出先でもほとんど現在地が合ってない(>_<)
GPS欲しい~
管理人:人柱太郎
そうなんですか??
こちらは桃畑でもいけちゃうのに。この違いはなんなのでしょうね・・・・