本のたぐいは、Appにするときにかなり大変だろうなと思います。
本ってね、かなりアクセシビリティがいいじゃないですか。あれをiPhoneで再現するというのは相当に困難なことのように思います。
検索機能がつけられるというメリットや、重くならないというメリットはありますが、本格的に読書するには向かないものですね。
で、今日のAppは、おそらくもとになる本の一部を抜き出して紹介しているのだと思いますが、けっこう、ステキなインターフェースです。
説明を読んでわかりましたが、これは、Tony Jearyさんのために開発したわけではなくて、Six Voicesという会社のインターフェースなのですね。
体裁は「本」じゃなくて、マニラ封筒に入ったカードという感じです。
封筒が開くと表紙が入ってます。
自信にあふれるアメリカ人、というポーズですね。こういうポーズ、彼らは好きですねぇ。「私はあなたを見てるよ」というサインなのでしょうか。
こんなふうに、カードが入っていて、一枚ずつ読むという感じです。
ランドスケープにすると、カードが扇状に開いてページ番号で選べるようになったり、シェイクするとアバウト画面がでたり。結構、アニメーションが楽しい。
iPhoneで本を読むという作業は、まだインターフェース模索中なのでしょうが、このようなAppでどんどん試行錯誤をしてもらえると、楽しめるなぁ、と思いますね。