[iPod Touch]WritePadでNewtonをしのぶ

みなさん、Newton MessagePadってご存知でしょうか。

Messagepad

 Appleが今から10年以上前にだした、PDAです。これがまたよくできたデバイスでして、(Jobsが嫌った)スタイラスを採用、画面は白黒液晶ではありますけど、手書き文字を自然に認識したり、落書きを図形に置き換えてくれたりとものすごく「アップルらしい」製品でした。
 Jobsのアップル復帰と時期を同じくして、葬り去られてしまいましたが・・・・ 

 

 YouTube – Newton write recognition

 上の動画では若干、映り込みのせいで見づらいですが、Messagepadでの動作を確認できます。

 

 実は、私も一台持っておりまして、まだ手元にあります。
 すっかり、電池も消耗してて、ろくに動きませんが。

 

 さて、今日のAppは、そんなNewtonをしのばせるようなもの。

 

Writepad 

 

 これは、画面一杯をつかって、文字を手書きすると、文字に変換してくれるというものです。

 

 では、やってみましょう。

 やれることはそう多くありません。ただの手書きパッドだと思えば間違いないのです。

 

img_00054

 起動すると、メモパッドが現れます。最初はここに、文字がぎっしり埋まっている上に、なにをどうしたらいいやらわからないでしょう。大したことは書いていないので(ヘルプみたいなものです)、ざっくり消してしまいましょう。(消し方は後述)。

 

 で、手書き入力です。右上のアイコンのうち、真ん中の指アイコンを選んで、画面をなぞるだけです。

img_00063

 え〜と、最後の文字があふれちゃいました。でも大丈夫です。

 

img_00073 img_00081

 この設定では、「候補を表示する」モードを選んでいるので、単語ごとに候補が表示されます。正しい組み合わせ(あるいは、候補なし)を選択しましょう。絵が文字に置き換えられます。

 

 

img_00091

 続きを書きます。
 出なかったpresentは、もう一度書き直せばよろしい。

 

img_0010 

 ちゃんと文章になりました。ここまで、サクサクです。そんなにストレスが感じられるほど遅いということはありませんよ。
 スペルチェッカーまでついておりまして、単語をタップして選択したら、下のメニューボタンからチェックマークを選ぶと・・・・

 

img_00131

 スペルチェックされますよ。

 

 難点はやはり、長い単語。画面からあふれたらどうあっても正しく変換されません。
 ランドスケープにも対応しておりますから、横にして入力すればよいわけですけどね。
 それより長い単語はどうするんでしょうかね。

 

 なお、おもしろいのは各種ジェスチャーによる画面の管理。
 

 img_00011img_00021img_00032

img_00043

 こんな感じで、ジェスチャーによる操作が可能になっております。

 ですから、最初のじゃまなテキストたちは、

 斜め右直線往復(すべてを選択) +  左直線(消去)

 をやればよろしいわけです。

 

 実用的かどうかということですが、メールを英語で書くというなら実用的です。
 動いている電車のなかで、急いでメールを書きたいときとか。便利だと思いますよ。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.