仕事で金属部品がちゃんと封入されているか確認するために金属探知機を買ってみた。
なんでそんなものが
仕事で、ちょっとした部品を封入して発送する必要があるのですが、沢山封筒を作っていると、本当に物を入れたか不安になることがあります。
しかも、それ、小さくて薄くて、入れたかどうか外から触って分かるもんでもないという。。。。
今までは振って確認してたのですが、封筒の仕様が変わり、音での確認もできないことが判明。
どうすんだ。
世の中には「検針器」というものがあるはず
でも、こういう需要はあるはず。
例えば、タオルを買うと、「検針済み」とか書いてあるよね。
ということは、「検針」という作業があって、それには金属探知機をつかうだろう。
だから、「検針器」でAmazonとかモノタロウをチェックすればだな・・・・
あった。
いろいろある。
そして、安いのもある。
むやみに感度が良ければいいわけではない
Amazonのレビューを見ているといろいろなことが分かる。
どうやら感度について、うまくいったりいかなかったり、という問題があるそうな。
よく考えれば、タオルの検針器クラスの金属探知機は困る。作業机のフレームは鉄なのだから、これが検出されたら意味がない。
一方で、今回、検出したいアイテムは磁石にくっつくものの、それなりにちいさい。なので、鉄=検出されやすい ちいさい=検出されにくい という両方の特性があるわけで、感度調整機能がないとダメ。
ということで、調整機能つきの、こいつにしました。
要調整。そして原理を理解する必要あり
結論から言えば、封筒の上からでも検出してくれました。
ただし、かなり癖があります。
まず、形状から勘違いしやすいのですが、対象物を輪の中心においてはいけません。
この位置にあるものを検出するわけではないのですね。
輪っか部品に仕込まれたコイル(だと思う)部分に生じる電流の変動を見ているとかんがえられるので、周辺部を対象にあてるようにしないといけません。
大きな金属はそれだけで検出され、大きな音がします。
が、反応がちいさい金属ではそうはいかない。くっつけたあと、離す動作をしないとダメです。
たぶん、フレミングの右手の法則ですね。力強く離すと「ぴー!」と鳴ります。
成功!
ただ、いくらなんでも、こう毎回力強く動かすわけにもいかないので、調整することにします。
本体側面のネジ穴のようなところに調整パーツがあります。精密ドライバーのマイナスが必要で、ちょっと難儀しました(笑)。
そういえば、電池の入替えにもドライバーが必要。
結構物々しい。
さらに、電池はついていません。9Vなんですけど。
これは仕方ないですね。中国からの越境ECのようですが、最近、バッテリーものは厳しいので。というわけで、電池は用意しておきましょう。
至れり尽くせりではないけれど、原理がわかればちゃんと使える
音モードとバイブモードもあり、使い分けができます。
磁石にくっつかない金属は、ある程度のサイズでないと検出しづらい。でも、それなりに反応します。
さっき書いた通り、動かさないと検出できないものもある。
でも、これがこの値段で、買えるのだから、今の時代は大したものだよねぇ。
みんなびっくりしてたもの。
楽しいです。