スクーターにiPhoneをマウントしてみた

みなさん、お久しぶりです。

いやはや、長いブランクでした。これからどうするか、いろいろ考えているのですが、なにしろ情報収集をやっていないので、お役に立てる情報が枯渇してしまうのです。

心を入れ替えてやるか、それ以前に企画を入れ替えるか。

悩ましいところです。でも、今回は、ちょっと頑張りましたよ。

 

韓国では自作マウンタが多いのだ

GW最終日に韓国に出張して参りました。仕事ですよ、仕事。

結局、自腹で食べたものと言えば、ソルロンタンだけです。美味しかったです。ええ、とっても。

ソルロンタン

 

で、最終日に街を歩きながら、いろいろ見かけてしまいました。こんなもの。

 

自作マウンタが!

 

この2台は全く別の人の持ち物だと思いますが、それぞれ工夫がされてますね。

手前の方を拡大しますと。

 

タッパーくりぬき

 

なんと、タッパーをくりぬいたものです。その上にビニールシートを配置して、雨の日はシートをかけられるようになっていますね。

 

こっちはもっとすごい。

スチール製

 

スチールのボックスです。今は開いているために、向こう側に倒れていますが、おそらく、このボックスは、雨よけと日よけの役割を担っているはずです。

 

何このハイクオリティ

 

そして、マジックテープで装着するタイプ。同じく2台装着です。

 

これらは非常にしっかりした作りのものですが、街で見かけた多くは、風防にバインダークリップで止めたものとか、そんなのが主流。そして、みなさん、謎の2台持ちです。

1台はナビで、もう1台は電話なんだ、という説もあり、なるほど、電話で注文を受けながら、ナビを設定する、というのはありそうな話ですね。って、すごいノマドな仕事っぷり!

 

そこで、私もやってみました。

そう言えば、以前、こんなこともやりましたが、これよりも面白いことをやってみたいですな。

 

マウンタは、瞬時の装着が命

以前のマウンタは、両面テープでハードケースをくっつけるというものでした。

 

 

これには二つ問題がある。

一つは、ハンドルから遠すぎるので、乗った状態で画面操作が困難です。走行中に操作するとか、そんなアホなことはしませんが、脇に停車して行き先を改めるなどのときには不便。

もう一つは、取り外しが難しいことです。ハードケースからの脱着を毎回やらないといけないと思ってください。なかなか手間ですし、失敗すると両面テープがベリ! これはいけません。

 

やっぱり、降りたら、さっと持ち出せるようでないと。できれば、片手で。

となると、思いつくのはマジックテープ。でも、あれはな。。。。かっこ悪い。

使ってないときに、気持ち悪い。

 

そこで、ホームセンターをうろついて、以下のものを買ってきました。ざっと1,000円くらいかな。

  1. ステンレス取付け金物(平板)20センチ ちゃんと曲がるもの
  2. 面打ちキャスター 参考URL
  3. 小ねじ M2.6×6 (キャスター用)
  4. 小ねじ M4×40 取付け金物用
  5. ネオジム丸型皿ねじ用穴つき

 

で、100円ショップで以下のものを調達。324円ですね。

  1. 瞬間接着剤
  2. 携帯電話ストラップフック付き
  3. キーホルダー シリコンバンド

 

さあ作ろう

まず、手持ちのiPhone ハードケースにネオジム磁石をくっつけます。ネオジム磁石は恐ろしく磁力が強いので、iPhoneへの影響軽減のために、気持ちだけですが、間にステンレスプレートを差し入れます。ええ、全然意味ないですけど。

 

ネオジム磁石をつける

 

なんか、この接着剤。乾燥時に周囲に白い粉をまき散らす。拭き取ればOK。

 

ステンレスの取付金物に面打ちキャスターをつけまして。それをスクーターに縛り付けるだけです。

すみません、制作工程は写真を撮ってない。

そうそう。キャスターのボール周りも、すきまから接着剤を流し込み、ちゃんと止めてしまいましょう。これが回ると安定しません。

 

面打キャスターが台に

なんか、映ってますよー。

 

締め過ぎ注意!

 

そして、大事なこと。

iPhoneの滑落防止策を講じます。

 

100円ショップグッズ組合せ

 

シリコンバンドで止める

 

これで、不意に落下しても大丈夫です。スクーターでiPhoneを落としたら、間違いなく「さようなら」ですからね!!

 

このアイテムでは、金属球と磁石のくぼみが接しますので、自在な角度をつけられるのがミソです。

ボールのおかげで回る

横置きも

その時々に応じた角度がつけられるのはよいのですが、ネオジムならではの強力な接着力はスポイルされますので、ご注意ください。

あと!

大事なことです。

iPhoneを外した状態で、金属に貼付けないこと!!これをやると、取り外す際に、本体が反ってしまい、接着剤が取れます。

 

磁石の影響

それから、みなさん、ご心配でしょう。磁石がiPhoneに影響を与えないか、と。

ええ。私も心配です。

いろいろ調べたのですが、影響がない説とある説がありまして、判然としません。

 

でも、ネオジム磁石は、なんと、iPhoneを引き寄せます。内部金物に働きかけるんですね。

これを見た時はぞっとしました。影響が全くない、ということはありえないでしょう。

というわけで、ナビをしていないときは、ケースから取り外すようにしています。そもそも、iPhone4Sでもあり、今やこれは実験機ですし。

だから、皆様には、強くお薦めはできません。

 

ナビとしてはちゃんと動く

で、iPhoneって、地磁気センサーがついてますね。磁力のそばではこれが働かない。

しかし、ナビとしてはちゃんと動いてます(時々、向きがおかしいけど)。進行方向は正しく認識しているし、迷うことなく案内してくれます。

だから、磁石の影響は皆無に近いなぁ、というのが実感ですね。

 

皆様も是非・・・・お試しにならないでね。これは責任が負えないわ。(笑)

 

 

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