みなさん、フィレンツェからこんにちは。
今日のフィレンツェは朝から雨です。8時くらいまでは、青空も見えていたので、天気予報の大外れに期待したのですが、直後、真っ暗になり、雷鳴。
雨だと言ってもお出かけしないわけにはいきません。
外に出ると、すれ違いざまに、「レインコートはいらんかね」とのうりこみ。
路上販売というか、マッチ売りの少女ばりに、傘とカッパを売っているお兄さんがたくさんいるんですよ。
ローマでも、ホテルの外にカラフルな傘を手にしたお兄さんが待ち構えておりまして、最初はホテルのサービスかとおもったけど、そんなわけはありません。
おそらくは移民の皆さんの商売なのでしょうね。雨が降れば傘、晴れていれば。。。はて、何を売ると思いますか?
これです。
自撮(セルフィー)のための棒。
どこを歩いても、このセルフィー棒のお兄さんが歩いています。
私、セルフィーのためではなく、一脚としての機能に期待して日本から持ってきたので、こっちでは買っておりませんが、基本、全く同じものですね。
セルフィー棒は、もちろんセルフィーのために使うんですけど、実はそれ以外にもものすごく役立ちます。
例えば、二階建てバスでの撮影。
他の都市ならいざ知らず、石畳が中心のイタリアの街でバスの乗り心地は最悪です。いや、まじで、立ち上がって写真とか、ありえないから!!
そこで、セルフィー棒! 3秒セルフタイマーにセットして、頭上高々とあげれば!
例えば暗い場所での撮影。(No Flashと書かれているだけなら撮影OKです)。
薄暗い中での撮影は、手ぶれのリスクがあります。そこでセルフィー棒。地面に棒をつければ、安定した撮影ができますよ。
この後、係員さんに「棒は伸ばしちゃダメ!短くして!」と叱られました。棒が作品に当たるリスクがあるからのようです。ごめんなさい。
高いところにある道路標識にセルフィー棒!
道路標識に細工をするアーティストさんがおられるようで(撮影していたら、綺麗なお姉さんに声をかけられ、フィレンツェのアーティストがいるのよ!と教わった)、街のいたるところに加工が。見つけるたびに撮影してコレクションしてるんですけど、道路標識って高い場所にあるわけで、セルフィー棒が活躍するのです。
観光地にはセルフィー棒!
いや、まじで、これ、初めてバルセロナの展示会で見たときは噴いたけど、あっという間に席巻してるなぁ。