ニット手袋をスマホ対応にする「スマホッチ」

皆様、新年あけましておめでとうございます。

昨年は、随分サボってしまいましたが、今年もゆるゆるの予感。そんな使えない人柱ですが、今年もよろしくお願い申し上げます!!

 

お気に入りの手袋に対応させる魔法の液体

さて、冬です。今年も冬がきましたねぇ。寒いです。

私はそれほど寒がりではありませんですが、スクーターに乗るのにさすがに手袋なしは無理です。ですが、スマホ全盛の今、手袋というアイテムは非常に!ひっじょーに!不便!!!

というわけで、これを買ってみた。

 

SMAP-10TC

 

ランドポート スマートフォン対応手袋制作ツール スマホッチ SMAP-10TC

 

 

これは、ニット手袋に塗るだけでスマートフォン対応になるよ!という優れものの予感です。

理屈は塗った液体が静電気を・・・というわけではなく、指からの静電気を塗った樹脂を通じて手袋表面に伝えるというもの。

従って、液体が貫通しないような手袋=防水のモノや、革製のモノでは使えませんから注意です。

 

パッケージはこんな感じ。120回使えるというのはなかなかの安心感・お得感じゃないですか。10指全部に使っても12回?

120回使えるそうです

 

 

さて、塗ってみよう(防水手袋はダメでした)

まず最初に。無駄とは分かってますが、防水手袋に塗ってみます。

 

waterresist

 

早速注意。塗ったら、あきらめて5時間くらいは放置しましょう。残念ながら、なかなか完全には乾きません。乾く前に我慢できずにスマホを使いますと、ガラス面にべったり液のあとが残りますよ。

 

先ほど説明した通り、防水のものは液が中まで貫通しないので、NG。うんともすんともいいません。

なお、仮に貫通したとしても、このような厚手の手袋の場合、中で指と生地の間に遊びがあったり、先端部と指が密着していない場合がありますから素直にあきらめた方がよいです。

 

ニットでもたくさん塗ろう

続いて、ニットです。確か、数年前にファミリーマートで買ったもので、非常に薄手なために気に入ってます。

 

ニット

 

マニュアルには3〜5滴と書いてあります。結構な量ですので、慌ててたらしますと、確実に溢れてこぼれます。

丁寧に、浸潤させましょう。

この際、指のどこにあたるかを考えてやった方がいいですよ。

 

あとね。手袋の左右が決定されていないデザインの場合(つまり、どっちも右手/左手になり得るもの)、逆にはめたら当然使えませんから、念のために裏表両方に塗っておくとよいでしょう。

 

ちょっと臭いです

この「すまほっち」ですが、中身は「【成分】界面活性剤、アルコール、水、添加物、天然高分子ポリマー」とのこと。これのうち、どれが作用してるのかわかりませんが、独特の臭いがあります。うーん、ビニール袋のような臭いでしょうか。

完全に乾ききるまで、この臭いはつきまとい、数日間は、ちょっと気になります。幸い、「悪臭」「刺激臭」とまではいかないレベルなので、周囲の誰も顔をしかめることはないとは思いますが、「なんの臭いだろう」と思われるのは間違いない。

完全に乾いても、手袋を鼻に持っていくと臭います。しかたないでしょうね、そういう原理の商品ですので・・・・。

 

長持ちはしませんでした(要検証)

残念なお話ですが、乾かしたあと、1回だけはちゃんと使えます。その感動はなかなか大きい!

手袋でスマホが使える!!大感激です。

 

しかし、翌日も使おうとすると・・・あれ? あれ? 反応しない。

何度かトライして、ようやく、使える角度が出てくる、という感じ。数日後には無反応になります。

何度も塗り直しましたが、この傾向は続きました。

 

他にも2種類の手袋でやってみたのですが、同じく。

 

原理を考えると、おそらくこういうことです。

浸潤させた直後は、高分子ポリマーが手袋の裏表を貫通していますので、ちゃんと信号が通ります。

で、使い始めると、手袋というのはいろんなものを触りますし、私のようにスクーターに乗ったりすると、いろんな角度で強く掴み、こすります。特に、ニット地は繊維が伸び縮みし、繊維の間も離れ、くっつきしますので、高分子ポリマーが切れちゃうのではないかと。

 

ただ、レビューを見ると使えている方も多いようですし、生地の質にも影響されている可能性が大ですよね。

太いウールとかならいけるかもしれません。

 

というわけで、久しぶりにちゃんと人柱してみました。

 

 

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