iPad mini を見てきた

遅ればせながら、iPad mini を見てきました。

ええ!!?? 遅すぎるだろ!!!???  というご叱責、その通りでございます。おっしゃる通り、面目ございません。

 

iPad miniには、個人的に「いらないぁ」という気持ちがありまして。

否定するつもりはありませんよ。

 

iPad mini じゃないといけない理由

確かに、iPadは大きすぎます。iPadを使い切る!!という気持ちで臨んでいる私だから面倒がらずに毎日持ち歩いておりますが、iPadだけで手荷物が常に1キロ近く増えるというのは大変なことです。

iPad 本体の重量は662g(iPad Retina の場合)。スマートカバーが230gほど。これを Padメッセンジャーバッグに入れて運びます。

 

 

このバッグには、Grid-ITがついているのですが、これは結構重量があるため、除外。バッグだけなら210gです。合計1kg超。

この重量がそっくり、追加の荷物になるわけですよ。

その点、miniなら専用バッグなどと言わず、コートのポケットに入る勢いですからね。

 

そして、サイズも重要です。

仕事で来客があると、私はiPadを小脇に抱えて対応します。iPadが来客対応に役立つのは当然としても、手ぶらでないが故に立ち話に弱いという問題が出てきます。

トイレに行くと、iPadの置き場に困ります。精密機械ですし、水のある場所は避けたい。高額商品ですからその辺に放置するわけにもいかない。そんなこんなで、とにかく機動性を削ぎますし、過剰なまでのiPad愛なしに、「いつでも一緒」を演じるのは困難です。(事実、私も席に放置してしまうことは多いですね)

 

電子書籍としても、サイズは重要でしょう。私も昔は1日40分ほど通勤電車に揺られておりましたので、あの生活をするなら電子書籍をたくさん買い込んだはずです。iPadのRetinaは実に素晴らしい。しかし、席に座れたにせよ座れなかったにせよ、iPadのこの重量を45分支え続ける自信はありません。

私は、すぐにラリホーにかかってしまうので、電車の中では時々本を取り落としそうになります。iPadなら、他人の頭を殴る事故を起こしてしまいそうな気がします。miniなら、被害は小さいでしょう。

つり革を握り、空いた片手でiPad。miniじゃなければ無理な芸当ではないでしょうか。

ipadmini

 

iPad mini が Retinaじゃないということについて

miniにおける「がっかり」の一つは、Retinaじゃないということ。しかし、miniの解像度は意外に高いのです。

1,024 × 768ピクセル。163 ppi。

1,024 × 768ピクセルは、初代iPadのディスプレイと同等ですよ。つまり、解像度は同じでスクリーンサイズは7インチに圧縮されているわけで、初代iPadより遥かによいと言えます。きれいなんじゃないだろうか。

と。

思って。

比較してみた。

 

残念ながら Retina圧倒的優勢

 

左が、iPad mini。3月発売のiPadの上に、miniを重ねて撮影しています。映り込みがありますが、Apple Storeでの撮影なので環境には限界がありまして。

こうやって比較すると、miniのほうには格子状のモアレが出ています。肉眼での判読には支障ありませんが、カメラを通すと違いがはっきり出るわけですね。Retinaの素晴らしさを実感させる内容と言えるでしょう。

 

しかし、iPad2と、「新しいiPad」の差ほどではありませんよ。

iPad2との差を思えばminiは優秀である

 

このように見ると、iPad miniの画面は、十分に美しいと言えるのではないでしょうか。参考までに、Kindle Paperwhite との差を。

Kindle PaperwhiteとRetinaは差がなさそう

 

こうやってみると、Kindleはすごいじゃないですか。もちろん、考え方が全く異なるデバイスですので、一概にどちらが優れているかなどという説明はできないわけですが。

 

 

 

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