仕事の谷間に入った土日。すっかり時間を奪われてしまいました。
暫く前には、iPhone用のものも出ていたのですが、iPad版も追いかけて出てきたのですね。
Final Fantasy IIIそのものは、1990年に出たファミコン版が最初。しかし、今回iPadに組み込まれたのは、2006年にDS版としてリニューアルされたもの、ということです。
私はファミコン版をやっているものの、DS版は未了。というわけで、ちょっと楽しめそうではないですか。
考えてみたら、DS版って結構なお値段だったはずです。
うぉー。7300円???
それが、2000円で買えるんだから、安いんじゃないですか。あ、やり終わった後に転売できないから?
なるほど、そういうのはあるかもね。
しかしまぁ、オープニングも迫力満点です。
DSでやっていたら、それなりに「おお〜」とか思ったかもしれませんよ。でも、iPadでの画面なんです。迫力が違うわな。。。。
DSベースなので、iPadの解像度にあわせようとしたら、粗は目立ちます。でも、それも悪くないの。
なぜなら、
私たちがやっているのは、ゲームじゃなくて、懐古だから。
スクウェアさんもわかってるんです。それが。だから、記憶領域を3つしか用意せず、「スロット」とか言いよるわけです。
しかし、ゲーム専用機ではないiPadでそんなことをやりますと、とっても大変。
だって、やってる最中にメールが来たら、どうすんの。
そう。なので、このAppでは「ちゅうだん」という仕組みが用意されています。
中断。セーブじゃないけど、あとから、continueできるという優れものです。
セーブとの違いは、セーブが上書きしない限り、恒久的な保存であるのに対して、ちゅうだんは、1回限りの仮保存である、ということです。データをロードしてしまうと、消えちゃうんで、複数の人がゲームをしているときは要注意。
ちゅうだんデータがあるのに、「つぎ、わたしー」とか言って、自分のデータを呼び出すと、軽い殺意を抱かれる結果になるでしょう。
移動もよく考えてあります。パッドのどこでもいいので、タップするとコントローラーが出てきます。
これを上下左右に動かして、十字キー代わり。
Aキーのかわりは、会話ができそうなところで「?」という吹き出しがでるんで、画面のどこでもいいから、タップ。
RPGの楽しみは、隠れたお宝発見。Aキーを片端から押す、というワザはiPadでは面倒で使えないわけですが、どうするのでしょうか。
そう、ズームアクションをすると、お宝や隠しスイッチが光って見えるんです。
戦闘アクションも、なかなか緩い。
そうなんですね。
このゲームは、格段に難易度が下がっています。ファミコン版に比べて。
購入層は明らかに、ファミコン版をやった人たち。
つまり、わたしのような層。
そんな人たちは、ゲームに時間は割けません。
ただ、懐かしくてやっている。
その懐かしさをしっかり味わえるようにした上で、ゲームとしての娯楽性を失わせない。
やり込みたい人にはその道を用意する。
なんとも、プロフェッショナルなお仕事じゃないですか。
ゲームで時間を失うなんてことは、もう、ないものと思ってましたが、久しぶりに、ダメな一日を楽しみました。
まぁ、たまには良いでしょ。
うぉー。
コメント
匿名
文章が気持ち悪い