今日のAppはワープロに頭脳を侵されてしまっている我々には厳しいもの。
大昔の話になりますが、まだ世間でワープロがメジャーじゃなかった頃のこと。
家に泥棒が入り、お巡りさんを呼んだんですが、そのときに調書を書かされたわけです。ところが、漢字が書けない。あれ、どんな字だっけ。大学生だった私に「○大生も大したことないのぅ」とお巡りさんはからかいます。「いや、ワープロ慣れしててると書けなくなるんですよ」と言い訳しきり。
あれから、全然、事情は変わっておりませんな。ほんと、漢字が書けない。
漢字というのは、やっぱり、書き取りしないと覚えませんわ。うん。
というわけで、漢字検定。
まぁ、いろいろありましたけどね、漢字検定(笑)。
出題にあわせて一文字ずつ手で書いていくわけですが、結構効果音がうるさい。ばりばりばり!ぽーん!と。
これはちょっとうるさいかな。
文字の識別はシビアとは言えません。でも、ちゃんと書いてもダメなときもある。
で、複数の文字で回答を要するときには、一文字ずつ認識させていきます。
一通りやってみて、やっぱりこれはダメかな、と思うのは、どうしてもコンピュータの場合、誤判定が前提になるために、判定を甘くせざるを得ないということですね。書き順がおかしいとか、はねるべきところがはねてないとか、1画であるべきところを2画で書いてもOKになるとか、挙げ句の果ては線が1本多いのに通るとか。これは、漢字検定の試験では100%落ちるぜ!というのが多々ありました。
やっぱり、まだまだ、漢字は紙の上で。
でもね、このAppのおかげで、そんなことを考えた。それが大事なんだと思います。
うん。