iPad Air は一層美しくなりました
箱から出して、早速起動すると、既に満充電に近い状態で、97%。
各国の言語で「こんにちは」。
手に取ると、今までのiPadと同じような心地よさと、異なるテイストの両方を感じます。
では、写真でiPad Airを追ってみましょう。
まず、ボタンが本体と同色になりました。今までの樹脂製の黒いボタンは、ボタンの位置を示すにはよかったのですが、確かに本体から浮いた感じはありましたね。同色になっただけでなく、音量調整ボタンは2つに分かれました。
電源ボタンは、飛び出した感じになっています。iPad 3rd genでは、きつい勾配のへりに電源ボタンがあり、机の上に置いた状態から電源を投入するのが至難でした。iPad Airでは、その点が明らかに改善されています。
イヤホンプラグの形状からも、勾配が90度に近くなったことがわかります。そして、この滑らかなエッジの処理に注目してください。
過去のiPadもそうでしたが、手の中で何とも言えない心地よさを提供してくれるのは、(おそらく)計算尽くされたこの丸みなのです。Appleが他のデバイスと異なるのは、こうしたところに徹底的に気合いが入っているからなのでしょうね。
アルミがガラスに被さってる感じはなくなりました
そして、この角の面取りの美しさを見てください。
旧iPadは、アルミの本体が被さってる!という感じの仕上がりであることがわかります。
美しいなぁ。。。。 iPad Air!
そしてステレオスピーカー搭載
スピーカーですが、左右2つに分かれました。ステレオになるのかどうかは分かりません。仕様書には「ステレオ」とは書かれていないんで。
ちょっと試してみましょうか。
ステレオでした。
これは素晴らしい。初のステレオスピーカーです。ただ、この距離しか離れていないことで意味があるのか微妙ではあります。
音量はかなりあります。スピーカー半分以下にしても、結構音が大きい。聞き比べてみましたが、音量感は3rd Genとあまり変わらないかもしれません。
静かな部屋で聴くなら、このくらいのボリューム設定でも大き過ぎるくらいです。
ところで、音楽を聴きながら気づきました。
背面がやけに振動する。
そう、Airは音楽でポンポン振動するのです。同じボリュームで確認してみましたが、 3rd genとは明らかに違います。
Airはガラス面も薄いようだ
そうか、音が大きく感じたのは、この振動の激しさ故ですね。
そして、爪でタップしたときの、音も。Airのほうが明らかに高いです。
心なしか、強めに押したときのたわみもAirのほうが大きいように思います。
なるほどねぇ。軽量化のために、ボディと液晶ガラスの厚みも削っているわけです。
Airの背面は滑りにくい!かどうか分からないけど、確かに滑りにくい
そして最後に。
Airを片手に持って、傾けてみましょう。確かにAirのほうが急角度に耐えます。と、書いて、これが全く科学的でないことに気づきました。
だって、私の手は汗ばんでる!完全に同一の条件ではありません。
そこで実験。
大判の本にiPadを載せます。そして、本を徐々に傾けてゆき、滑り落ち始めたらその角度を測る!
まずは、Air。一部に映り込みが生じたので、画像加工してあります。決して、エッチな画像ではありません。
結果は
12度の勾配で滑り落ちていきました。まぁ、本ですから。手だと50度くらいまで頑張ります。
iPad 3rd genだと、8度の勾配で滑っていってしまいました。
これは素材の問題というよりも、重さの差でしょうね。
それにしても、滑りにくいというのは、持ち運ぶ上で、かなりの安心感につながります。
この実験では、大判の本が見当たらなかったので、図書館で借りてた
法隆寺―世界最古の木造建築 (日本人はどのように建造物をつくってきたか 1)
にご協力いただきました。ありがとうございました(何が)。